みなさんこんにちは。おいなり夫婦です。
突然ですが、みなさんは賃貸住宅に住んでいますか?それとも、持ち家に住んでいますか?
私たちはというと、都内に戸建てを購入しています。
いつの時代も持ち家か賃貸かは永遠のテーマですが、FIREを目指す場合は住宅購入にデメリットを感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、私たちが持ち家という選択をした理由についてお話ししたいと思います。
「FIREしたいけど、家は持てないんじゃないかな」と悩んでいる方や、住宅購入を検討している方の参考になれば幸いです!
おいなり夫婦が家を買った理由
私たちが戸建てを買った理由は、大きく以下の3つです。
1.移住や転勤の希望がなかったから
2.リセールバリューが高い物件を見つけられたから
3.賃貸では実現できない間取りを希望していたから
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 移住や転勤の希望がなかったから
1つ目は、夫婦ともに移住や転勤の希望がなかったからです。
私たちは結婚前から東京都内での生活が長く、親戚や友人も都内や関東圏に多く住んでいます。
そのため、長期的な居住地として選ぶなら東京都内一択でした。
また、現職が都内のオフィスしかないため、通勤時間が短く都心へアクセスしやすい場所に住みたいと考えていました。
さらに、以前の記事でも紹介したように、私たちは将来起業を目指しています。
自宅が兼オフィスになると考えると、転勤や転校なども発生しないので、定住のデメリットがあまり見当たりませんでした。
起業までの間に転職を考える場合は、都内から通勤可能かリモートワークが可能な職場を選ぶつもりです。
定住ってことは、もう一生引っ越し蕎麦は食べられないってこと…?
定住いなり寿司を食べましょ!
2. リセールバリューが高い物件を見つけられたから
2つ目は、リセールバリューが高い物件を見つけることができたからです。
これは運が良かったということでもあるのですが、家を探し始めて割と早い時期に、東京23区内に以下のような物件を見つけることができました。
・最寄り駅まで徒歩数分
・複数のターミナル駅に30分以内で行ける
・医療機関、スーパー、銀行、郵便局、役所などが徒歩圏内にある
将来の評価額は不確定要素ではありますが、路線や駅がなくなることはよっぽどな限りないので、
便利な駅前に徒歩で行ける物件はリセールバリューが高く、価値の変動が少ない資産です。
実際に住んでみると、お昼のちょっとした時間に用事を済ませることができたり、通勤や外出にも大変便利です!
なお、住宅については、日本では一般的に年数が経てば経つほど価値が下がってしまいます。
そのため、「もし売る時にお金になったらラッキー!」くらいの気持ちで、資産を考える時にはカウントしないことにしています。
海外だと、古い物件ほど価値が高いみたいね。
3. 賃貸では実現できない間取りを希望していたから
3つ目は、賃貸では実現できない間取りを希望していたからです。
実はこれが、住宅購入に踏み切った一番大きな理由かもしれません。
賃貸で実現できない間取りとは、自分たちの趣味に使う部屋を用意することです。
私たち夫婦には共通の趣味があり、その趣味のためには、部屋の内装をいろいろといじる必要があり、賃貸では実現不可能でした。
実際に趣味用の部屋を用意すると、生活の質や幸福度が格段にアップしました!
お酒を飲みながら、趣味も楽しめて、最高だなあ!
持ち家のデメリットについてどう考えた?
賃貸派や、FIREを目指す方の中には、持ち家に対する様々な疑問や指摘があると思います。
持ち家のデメリットに対して、私たちがどのように考え最終的に家を購入したのかご紹介します。
1.急な環境の変化に対応できなくなる
2.お金を生まない資産と引き換えに大きな負債を背負うことになる
3.頭金や諸費用などで手元のキャッシュも少なくなる
1. 急な環境の変化に対応できなくなる
人生の中では、様々な変化があります。
例えば仕事では、異動による勤務地変更や転職があります。
また、子供が生まれたり、両親と同居したりなど、家族構成も変わっていきます。
このような状況の変化によって、住む場所や住宅の条件が変わる場合、住宅を購入してしまっているとなかなか大変です。
売却をしない限りは、買った家に住みながらできる範囲で対応しないといけません。
私たち夫婦の場合は、家を買った理由の1つ目で書いた通り、
通勤や生活状況も含めて都内に住み続けることに大きな支障がなく、環境が変わらない前提で住宅購入を検討することができました。
家族計画については、夫婦で考えをきちんと共有して話し合っておくことで、部屋数や間取りの懸念も払拭できます。
将来的にどちらかの親と同居するとなった場合にも、土地が資産となるので、ある程度の元手がある状態で状況に応じた選択ができると考えています。
FIREに関係なく、夫婦で考えを共有するのはとっても大切だね!
2. お金を生まない資産と引き換えに大きな負債を背負うことになる
株式や賃貸用不動産と違い、居住用の不動産は不労所得を生み出すことはありません。
それどころか、土地に関しては資産になるものの、戸建ての上物(家)部分は20年で価値が0になると言われています。
それでも住宅を購入した理由として、東京23区内駅近物件の家賃が高額だったことがあります。
住宅に費用がかかるのは賃貸も持ち家も同様です。
そこで、月々のローン返済額が相場家賃より安くなるような物件を探しました。
結果的に、月額の家賃相場>ローン月額となる物件を見つけることができたため、
毎月の生活費を下げてキャッシュフロー改善につなげることができました。
固定費の削減は重要だね!
また、家を買った理由の2点目に書いた「リセールバリューが高いこと」を条件に物件を探し、運良く条件に当てはまる物件を予算の範囲内で見付けることができました。
土地としては一定の価値があるものを手に入れることができたと思っています。
月々のキャッシュフローも下がるし、戸建てであれば土地が資産として残ります。
長く住み続ければローンによる支出もなくなり、修繕費などは資金計画に入れ込むことであらかじめ準備ができますよね。
総合して、一時負債を抱えることになっても、(土地付きで)家を買うメリットは大きいのでは?というのが我々の結論でした。
3. 頭金や諸費用などで手元のキャッシュも少なくなる
フルローンで住宅購入費用を賄うという方もいらっしゃいますが、多くの場合、少しでも借入額や月々の返済額を減らすため、頭金としてキャッシュを用意します。
我々も、半年分ほどの生活防衛資金は手元に残しましたが、それ以外のキャッシュは頭金に使いました。
これに関しては、単純なマイナスであり、デメリットが覆ることはないと考えています。
手元にある現金を投資に回せば、利益を得られる可能性も高まり、FIREが近付くでしょう。
FIREを最速で達成したい場合には、住居は賃貸にして余剰資産を投資に回すのが最適解なのかもしれません。
ですが、これまで書いてきたように、私たちにはマイホームを持つことで得られるメリットも非常に魅力的でした。
このあたりは「何を優先するか」という価値観によるのかなと思います。
一度きりの大事な人生だから、自分の価値観を大切に。
私たち夫婦の場合は、住宅を購入した理由の3つ目に書いた「趣味の部屋」を持つことの優先度が非常に高かったですが、
それ以外にもマイホームを買って良かったと思うことばかりですし、今のところ後悔はしていません。
住宅部分に費やしたお金は、まさしく「ぜいたくな消費」ということになります。
自分たちのライフスタイルや幸せと消費を天秤にかけたときに、2人の人生の中で必要で優先すべき消費であると判断しました。
マイホームを買ったメリットについては、別の記事でご紹介しています。
まとめ
以上、おいなり夫婦が家を買った理由をご紹介しました。
住宅は人生の中で1番高い買い物と言われますし、賃貸の場合でも家賃は生活費の大きなウエイトを占めます。
働き方や住居の在り方も多様化している現代では、「夢のマイホーム」という言葉も廃れつつあるのかもしれませんが、
ご自身のライフスタイルや考え方にマッチする場合は、きっとみなさんの毎日を豊かにしてくれると思います!
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